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日別アーカイブ: 2025年11月25日

ももちゃんのおかきだより~part16~

皆さんこんにちは

株式会社米菓桃乃屋の更新担当の中西です。

 

~冬支度とともに~

 

寒さが本格化する前、
おせんべい屋の店頭には“炭火のぬくもり”が漂い始めます。
11月は「焼きの季節」「香りの季節」。
焼きたての香ばしさで、人の心を温める月です🍂。

🏮1. 炭火の香りが街を包む

夕方、煙突からの白い煙がゆらり。
通りを歩く人々が、思わず立ち止まって香りに引き寄せられる──。
そんな光景が、おせんべい屋の“冬支度”の始まりです。

炭火の温度は800度近く。
そこに米を押し当て、じっくりと両面を焼く。
焦げる一歩手前で火を止める技は、まさに熟練の勘です。

🍵2. 湯気と香ばしさのマリアージュ

焼きたてのおせんべいを湯呑みのお茶と合わせる──
これこそ日本の冬の贅沢。
香りが立つ瞬間、心も体もほっと温まります。

特におすすめは「ほうじ茶」や「玄米茶」。
香ばしさのベクトルが同じなので、相性抜群!

🎨3. 店頭に広がる“冬の彩り”

11月になると、包装や店内ディスプレイも冬仕様に。
赤い風呂敷包み、松葉や南天の飾り、柚子柄の紙袋など、
日本の冬を先取りした演出が映えます🎍。

さらに、冬季限定「七味せんべい」「柚子ざらめ」などの販売もスタート。
ピリッとした辛みやほのかな甘みが、冷えた体を内側から温めます。

🧑‍🍳4. 職人の声

「冬の入口に焼くおせんべいは、特別。
空気が乾いて火がよく通る。香ばしさが一層深くなるんです。」

そんな言葉どおり、11月の香りは格別。
“焼きの音”と“香りの立ち上がり”が、一番美しい季節なのです。

まとめ

おせんべいは、季節とともに香る食べ物。
11月は、香ばしさとぬくもりを届ける月。
焼きたての一枚に、炭火と職人の心を感じながら、
どうぞ“冬の入口の味”をお楽しみください🍘🌙。