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ももちゃんのおかきだより~part7~

皆さんこんにちは

株式会社米菓桃乃屋の更新担当の中西です。

 

~商品開発と売場設計:“小粒でも勝てる”ラインナップ戦略 🧳🛒~

 

1|コア・バリエ・季節:三層で組む

  1. コア(定番):醤油・塩・海苔・胡麻。売上の5〜6割を担う柱。

  2. バリエ(味変):黒胡椒・チーズ・カレー・ゆず七味・出汁。リピートの口実を作る。

  3. 季節:春(桜塩/菜の花しお)、夏(シークヮーサー/塩レモン)、秋(新米・きのこ)、冬(海老・昆布・黒糖)。話題化と来店動機を担う🌸☀️🍁❄️

2|“食感レンジ”で客層を広げる

  • 堅焼き:噛む満足派。厚焼き・黒胡椒・旨辛が好相性💪

  • 薄焼き:軽やか・上品。出汁塩や白醤油で“色薄×香り高”に。

  • 揚げせん:外サク中ホロ。甘辛だれ+胡麻で“止まらない”中毒性。

  • サクほろ米粉クッキー系:茶請け・ギフト映え🍪(小麦不使用訴求も可)

3|価格帯と内容量:心理価格の“段差”をつくる

  • ワンコイン(日常):300〜600円/小袋(職場差し入れ・自分用)

  • ギフトミドル:1,200〜2,500円/詰め合わせ箱(法要・訪問手土産)

  • プレミア:3,000〜5,000円/地域限定・焼印名入れ・缶入り(贈答)
    同時に**“軽・中・重”の重量感**で、シーンに合わせた選択肢を明快に。

4|売場動線:香りと実演で“足を止める”

  • 入口:実演焼き→香りで引き込み、焼き立て限定を提案

  • 中央:試食台→“堅・薄・揚”の三種比較で違いを体験

  • 奥:ギフト壁面→季節短冊とサンプル箱で“持って帰る姿”を想像させる
    POPは原料・出汁・焼印の意味を物語で書く。「なぜこの味か?」に答えると価格に説得力が増します📝。

5|名入れ・焼印・別注:BtoBの掘り起こし

  • 焼印名入れ:企業ロゴ・式典・周年記念。最小ロットと納期の明確化が決め手。

  • 色付き砂糖掛け:学校・スポーツクラブカラーで映える📣

  • 味の監修コラボ:地元醤油蔵・酒蔵・海苔店と“地域共創”物語を作る。

6|アレルゲン・ハラール・グルテンフリーへの配慮

  • 米菓はアドバンテージ大。小麦・乳・甲殻が入る味は明示。

  • ビーガン対応(魚介エキス不使用)ラインを一部用意→インバウンド需要に強い🌍

7|まとめ

品揃えは“世界観の翻訳”。米と出汁の物語を、食感・価格・包装・実演で伝え切ること。次回はEC/SNS/サステナまで含めた“売れる仕組み”を総仕上げします📣📦🌱。