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ももちゃんのおかきだより~part10~

皆さんこんにちは

株式会社米菓桃乃屋の更新担当の中西です。

 

~〜焼きたての音に宿る伝統〜~

 

🌾はじめに:おせんべいの香りが呼び覚ます“日本の心”🍘✨

ふわりと鼻をくすぐる焼きたてのおせんべいの香ばしい香り。
それはどこか懐かしく、心がほっと和む瞬間ですよね😊🍵

おせんべいは、日本の食文化の中で長い歴史を持ち、
時代を越えて愛されてきたお菓子のひとつです。
その一枚一枚には、職人の心と火加減の妙が宿っています。

今回は、おせんべい屋の現場から見た“焼きの世界”と、
その香ばしさに込められた想いをじっくり紐解いていきましょう🔥🍘


🍚1|おせんべいの原点は「お米」から🌾

おせんべいの命は、なんといっても
中でも「うるち米」と「もち米」が使い分けられます。

  • うるち米:カリッと軽い食感(しょうゆ煎餅など)

  • もち米:歯ごたえがしっかり(おかき・あられ系)

お米は季節によっても水分量が変わり、焼き加減に大きな影響を与えます。
職人たちはその日の湿度や気温を感じ取り、
「今日は少し長めに焼こう」「火を弱めて香りを引き立てよう」――
まるで楽器を奏でるように火を調整します🎶🔥


🔥2|音で焼きを見極める“耳の技”👂✨

おせんべい職人にとって欠かせない感覚が「耳」です。
実は、焼きたてのおせんべいは“パチパチ”“カリッ”という音を立てるのです。

その音が、「まだ水分が残っているのか」「香ばしさが頂点に達したのか」を教えてくれます。
職人は目で見るだけでなく、“音で焼きを判断”するのです👨‍🍳🎧

🔥このわずかな判断で、
「パリッ」と軽やかなおせんべいになるか、
「硬すぎる」「焦げ気味」になるかが決まります。

まさに、一枚に“耳と心”を傾ける職人技。
その瞬間の真剣な表情は、まるで芸術家のようです✨


🍶3|香りの決め手は“しょうゆ”の深み💫

焼き上がったおせんべいにぬるのは、特製のしょうゆだれ。
このたれは、お店ごとに代々受け継がれる“秘伝の味”です。

🧂例えば…

  • 古来からの再仕込み醤油

  • 鰹だしや昆布だしをブレンド

  • 甘め・辛めを地域で調整

このたれを“ハケ”で一枚一枚塗る瞬間、
香ばしい香りがふわっと立ちのぼります🍶🔥

その香りが店先まで広がり、
通りすがりの人が思わず立ち止まる――
それこそが「おせんべい屋の魔法」なんです😊🍘💨


🍵4|おせんべいと日本の四季🌸🌻🍁❄️

おせんべいは季節ごとに表情を変えます。

🌸春:桜えび煎餅や菜の花煎餅
🌻夏:塩味を効かせたさっぱり系(海苔塩・青のり)
🍁秋:七味・ごま・黒糖など香ばしい味が人気
❄️冬:厚焼き・しょうゆ濃いめの“ほっとする味”

おせんべい屋では、こうした季節限定の味を大切にしながら、
地元の人たちに“季節の便り”を届けています📦💌


❤️5|一枚のおせんべいに宿る“人のつながり”

昔からおせんべいは、手土産・贈答・ご挨拶の定番でした🎁
「これ、近所のおせんべい屋さんのなんです」「手焼きで美味しいですよ」
そんなひとことに、やさしい人の温もりが感じられます😊💗

おせんべい屋は、ただお菓子を売る場所ではなく、
地域と人をつなぐ“香ばしい橋渡し役”。

だからこそ職人たちは、
今日も“丁寧に・まじめに・心を込めて”焼き続けています🔥🍘


🌈まとめ

おせんべいの一枚には、
🌾米の恵み
🔥火の技
🧂しょうゆの深み
👨‍🍳職人の心
が、ぎゅっと詰まっています。

次回は第2回として、
**「おせんべい屋の挑戦〜伝統と新しい味づくり〜」**をテーマに、
現代の進化と工夫をお届けします🍘💡✨