ももちゃんからのお知らせ

ももちゃんのおかきだより~伝統の味を次の世代へ~

皆さんこんにちは

株式会社米菓桃乃屋です。

 

~伝統の味を次の世代へ~

長く続くおせんべい屋には、単に昔から同じ商品を作ってきたというだけではない価値があります。

原料の選び方、生地の乾燥、鉄板の扱い、焼き加減、味付けなど、長年の経験によって磨かれた技術が受け継がれています。また、地域のお客様との関係や、贈り物として選ばれてきた信用も、長い年月の中で積み重ねられたものです。

桃乃屋は1930年に創業し、東京での開業、大阪市での営業を経て、1970年に大阪府八尾市へ移転しました。2010年には「ももちゃんのおかきせんべい」の八尾本店を開き、現在も米菓の製造・販売を続けています。

今回は、おせんべい屋における技術継承、接客、ギフト提案、ブランドづくりのスキルについて紹介します😊

職人の感覚を言葉にする📚

鉄板手焼きでは、生地を見た瞬間に「もう少し乾燥が必要」「この位置では焼けすぎる」と判断する場面があります。

経験豊富な職人にとっては自然な判断でも、新人には理由が分からないことがあります。

「見て覚える」ことも大切ですが、それだけでは技術を受け継ぐまでに長い時間がかかります。

生地の色、手触り、鉄板の温度、焼き色など、判断の基準をできるだけ言葉にします。

「この色になったら返す」「この香りが出たら取り出す」と、具体的な目安を示します。

実際の良い商品と焼きすぎた商品を比較させ、違いを体験させることも有効です👀

数値と感覚を組み合わせる🌡️

桃乃屋では、生地を約80~90度で乾燥させ、約200度の火力で焼き上げる工程が紹介されています。一方で、最終的なタイミングは職人が季節や生地の状態を見ながら判断しています。

技術継承では、温度や時間といった数値を基準にしながら、職人の感覚も伝えることが重要です。

数値だけに頼れば、気候や生地の変化へ対応できません。感覚だけに頼れば、人によって仕上がりが大きく変わる可能性があります。

基準となる数値を守り、そのうえで生地の状態に合わせて調整する。

この考え方を共有することで、伝統的な手焼きの良さを残しながら、品質を安定させられます。

道具を大切に扱う技術🔧

長年使われてきた鉄板は、職人の技術を支える重要な道具です。

桃乃屋のホームページでも、長くおかきせんべいを焼いてきた伝統の鉄板が紹介されています。

鉄板の表面を必要以上に傷付けたり、急激な温度変化を与えたりすると、熱の伝わり方へ影響する可能性があります。

使用後の清掃、点検、保管などを適切に行います。

新人へは、使い方だけでなく、なぜその道具を大切にするのかを伝えます。

道具を守ることは、単なる設備管理ではありません。

創業以来の味を支えてきた製造環境を、次の世代へつなぐ仕事でもあります🔥

同じ品質をつくれる人材を育てる👨‍🍳

手焼き職人の育成では、最初からすべての工程を任せるのではなく、段階的に教えます。

生地を並べる、焼き色を確認する、返す作業を行うなど、基本から経験を積ませます。

先輩がすぐに手を出して修正するだけでは、新人は自分で判断できるようになりません。

失敗の原因を一緒に確認し、「なぜ焦げたのか」「なぜ食感が硬くなったのか」を考えさせます。

ただし、商品として販売できない状態を見逃すのではなく、練習と実際の製造を分けながら育成します😊

変わらない味の意味を理解する🍘

桃乃屋では、創業以来変わらない国産米100%の生地、職人による手焼き、素材本来のおいしさを大切にしています。

変わらない味とは、すべてを昔と同じ方法だけで行うことではありません。

原料の状態、設備、販売方法、お客様の好みは時代とともに変化します。

守るべき中心を明確にしながら、必要な部分は改善していくことが大切です。

国産米の風味、鉄板手焼きの香ばしさ、軽い食感など、店の核となる価値を共有します。

この軸があることで、新しい味やパッケージへ挑戦しても、桃乃屋らしさを失いにくくなります。

時代に合わせた味を取り入れる柔軟性🔄

桃乃屋は伝統的な製法を大切にする一方、時代に好まれる味も取り入れ、定番、変わり種、季節限定、大人向け燻製シリーズなど、幅広い商品を展開しています。

昔ながらの味だけを販売していると、新しい世代がおせんべいへ触れる機会を逃す可能性があります。

カレーやチーズ、たこ焼、塩キャラメルなど、親しみやすい味を取り入れることで、若い世代や子どもにも興味を持ってもらえます。

一方、新しい商品だけを増やし、昔からの定番を大切にしなければ、長年のお客様が離れてしまうかもしれません。

伝統と変化のバランスを取ることが、長く続く店に必要な経営スキルです。

お客様の好みを聞き取る接客力👂

桃乃屋の店舗には、定番から季節限定まで豊富な味がそろい、お客様が好みの味を選ぶ楽しみがあることが紹介されています。

種類が多いことは魅力ですが、初めてのお客様は何を選べばよいか迷う場合があります。

スタッフは、「甘い味と塩味のどちらがお好きですか」「辛いものは大丈夫ですか」「ご自宅用ですか、贈り物ですか」と確認します。

自分の好みを一方的にすすめるのではなく、お客様の用途へ合った商品を案内します。

小さな子どもがいる家庭、高齢の方への贈り物、お酒を楽しむ方へのギフトなど、相手によって適した味や商品は異なります😊

試したことのない味へ導く提案力💡

常連のお客様は、毎回同じ味を購入することがあります。

いつもの商品を用意しながら、「今は塩レモンが出ています」「新しく燻製シリーズが加わりました」と案内することで、新しい商品へ興味を持ってもらえます。

強く購入を迫るのではなく、味の特徴を簡潔に伝えます。

「いつものあまからがお好きなら、バター醤油も香ばしくておすすめです」など、好みに近い商品から提案すると選びやすくなります。

接客は商品を売るためだけではなく、お客様がお気に入りを見つける手助けをする仕事です🤝

親子三世代が楽しめる店づくり👨‍👩‍👧‍👦

桃乃屋のおかきせんべいは、サクッと軽い食感で、小さな子どもから高齢者まで親子三世代で楽しめる商品として紹介されています。

幅広い世代へ商品を届けるためには、店舗の案内や商品説明も分かりやすくする必要があります。

高齢のお客様にも読みやすい表示、子どもが見ても楽しい商品名、家族で選びやすい陳列などを考えます。

駐車場や店舗への行き方について問い合わせがあった際にも、丁寧に案内します。

商品だけでなく、店へ入ってから購入するまでの体験全体を整えることが重要です。

地域に根差した店舗の信頼🏘️

桃乃屋は大阪府八尾市に店舗を構え、店舗前と第2駐車場を案内しています。地域の実店舗で作りたての商品を販売しながら、オンラインショップを通じて遠方へも商品を届けています。

地域のお客様に長く利用してもらうためには、一度の販売だけでなく、日々の対応が重要です。

いつ来ても店内が清潔で、商品が分かりやすく並び、スタッフが丁寧に案内してくれる。その積み重ねが店舗への信頼になります。

地域行事や季節の贈答需要を理解し、必要な時期に適した商品を提案することもできます。

贈り物に込められた気持ちを扱う🎁

桃乃屋では、お中元やお歳暮などの節目の挨拶から、ちょっとした贈り物まで利用できるギフト商品を用意しています。

ギフト販売では、商品を渡す相手だけでなく、贈る人の気持ちも大切にしなければなりません。

「日頃のお礼を伝えたい」「家族みんなで食べてほしい」「少し特別な商品を選びたい」といった希望を聞き取ります。

用途に合った箱、味の組み合わせ、包装を提案します。

贈り物の箱が傷んでいる、注文した味が入っていないといった問題は、贈り主の信用にも関わります。

通常の商品以上に、確認と丁寧な取扱いが必要です。

パッケージで商品の世界観を伝える🎨

ギフトページでは、大人の燻製シリーズに専門家によるレシピ監修と、受賞歴を持つデザイナーによるパッケージデザインが取り入れられていることが紹介されています。

パッケージは、中身を保護するだけのものではありません。

店の雰囲気、商品の価格帯、贈る場面などを伝える役割があります。

昔ながらの親しみやすさを表現する商品と、大人向けの高級感を表現する商品では、適したデザインが異なります。

中身のおいしさと外側の印象を一致させることで、お客様の期待を高められます。

ホームページで技術と想いを伝える📱

職人が手焼きしていることや、国産米100%の生地を使用していることは、商品を見ただけでは伝わらない場合があります。

桃乃屋のホームページでは、乾燥釜、伝統の鉄板、約200度の火力、味付け、ドラムでなじませる工程などが紹介されています。

製造工程を発信することで、お客様は商品の価格や味の背景を理解しやすくなります。

単に「おいしい」と伝えるのではなく、どのような原料と技術で作っているのかを見せることが、ブランドへの信頼につながります。

伝統は守るだけでなく届け続けるもの🌟

おせんべい屋における技術継承・接客・ブランドづくりのスキルとは、昔の製法をそのまま保存することだけではありません。

職人の感覚を次の世代へ伝え、変わらない品質を守りながら、新しい味、販売方法、パッケージを取り入れることです。

桃乃屋は1930年の創業以来、国産米100%の生地と鉄板手焼きへのこだわりを受け継ぎながら、豊富な味、季節限定商品、ギフト、オンライン販売へ展開しています。

一枚のおかきせんべいを通じて、昔からのお客様には懐かしさを、新しいお客様には発見を届ける。

伝統の味を現代の暮らしへ自然につなぐ力こそ、長く愛されるおせんべい屋の大切なスキルなのです🤝🍘🔥✨