皆さんこんにちは
株式会社米菓桃乃屋の更新担当の中西です。
~機械化と流通が「おかき屋」をどう変えたか 🏭~
おかき屋の歴史は、伝統一辺倒ではありません。
近代以降、製菓技術の発展と流通の変化によって、おかきは「地域の店の味」から「広く行き渡るお菓子」へと姿を変えます。
その過程で、おかき屋は守るべきものと、変えるべきものの間で工夫を重ねてきました。✨
1. 機械化の波――手仕事から工程管理へ ⚙️📋
昔のおかき作りは、餅をつく、割る、乾燥、焼く、味付け…と多くが手仕事でした。
しかし需要が増えるほど、品質を安定させる必要が出ます。そこで工程が機械化されていきます。⚙️
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切断の均一化🔪
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乾燥の温度管理🌡️
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焼きの均一化🔥
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味付けの自動化🍶
これにより、同じ品質を大量に作れるようになり、おかきは“日常のお菓子”として広がりました。🍘✨
ただし、機械化が進むほど「店の個性が薄れる」危険もあります。
だからこそ、手焼きを残す店、タレだけは手仕込みにする店、乾燥だけは自然乾燥を守る店など、各店が“守る部分”を選びながら歴史をつないできました。🧠✨
2. 流通の発展――「地元の味」が全国へ 🗾🚚
交通網の整備と流通の発達で、おかきは遠くへ運べるようになります。
おかきは日持ちするため、流通と相性が良い。
その結果、地方の名店が都市部へ、都市のブランドが地方へと広がり、全国で多様な味が楽しめるようになりました。🍘🚚✨
また、百貨店や駅の売店など、販売チャネルが増えたことも大きい。
“旅のお土産”としてのおかきも定着し、地域ブランドの象徴として扱われるようになりました。🧳🎁
3. 味の多様化――しょうゆだけじゃない時代へ 🎨🍘
流通が広がると、差別化が必要になります。
ここでおかきは味のバリエーションを増やしていきます。
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海苔巻き🌊
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七味・唐辛子🌶️
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チーズ🧀
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黒胡椒⚫
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えび・いか🦐
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甘辛・砂糖がけ🍯
この多様化は、時代の嗜好や、家族構成の変化(子ども〜大人まで)に合わせた進化でもありました。👨👩👧👦✨
4. 包装の革命――缶・個包装が信頼を作った 🥫🎁
おかきは湿気に弱い。だから包装技術の進歩は、業界にとって革命でした。
缶入り、密封包装、個包装。
これらが普及することで、
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品質が保てる✅
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贈答に向く🎁
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衛生的🧼
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持ち歩きやすい🎒
という価値が生まれました。
おかき屋は、味だけでなく“最後まで美味しく食べられる体験”を提供する方向へ進んでいきます。✨
5. 戦後の暮らし――おかきは「団らんのお菓子」へ 🍵📺
戦後、家庭にテレビが入り、茶の間の団らんが増えると、おかきは“家族でつまむお菓子”として定着します。
おかき屋は“守りながら広げる”ことで発展した 🍘🗾
機械化と流通は、おかきを全国の人に届けました。
同時に、おかき屋は「どこを手仕事で残すか」「どう個性を守るか」を選びながら、歴史をつないできました。